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軍をもつことが戦争につながると考える人の矛盾について

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日本にも軍隊が必要だと言うと「お前らは戦争したいのか!」と叫ぶ人たちが少なからずいる。

そういう人たちにゼヒ質問したい。

「では軍隊を持っている多くの国は戦争したがっているのだろうか」 

 

 

戦争したがっているワケではない場合

 

もし軍隊を持っている国々が戦争したがっているワケではないのであれば、日本が例外と考えるのはオカシイ話だ。

日本人は戦争したくてウズウズするような国民性なのだろうか。私にはそうとは思えない。むしろ逆のような気さえするのだが。

 

戦争したがっている場合

 

もし軍隊を持っている国々が戦争したがっているのであれば、その国々の標的がなぜ日本にならないと考えられるのだろうか。

 

日本を攻めるメリットがない

 

「外国が日本に攻めてくる理由がない」と主張する人がいる。

日本には資源がないし、軍隊もないし、なんと言っても憲法9条がある。外国が日本に攻めてくるメリットがないというのだ。

しかし例えば中国が尖閣を狙っていることは明らかだし、それは中国にメリットがあるからに他ならない。

 

専守防衛だ

 

「そういう場合は専守防衛だ。攻めてこられたときだけ守ればいいじゃん」と主張する人がいる。

ただこの場合、必然的に戦場は日本ということになる。だって敵が日本の領土領海内に入ったときにしか戦えないのだから。戦場が日本になっても良いのだろうか。一般人が巻き込まれて死ぬ確率が高くなる気がするのだが。

さらに専守防衛の場合、敵が日本の領土領海内から離れたら追いかけることができない。サッカーに例えるなら、日本だけハーフラインから先に出てはいけないと言われているようなものだ。敵は点を取ることだけ考えれば良い。だって自分側のゴールが揺らされる心配は一切ないのだから。こんな楽な試合はない。ちょっと困ったら引けばいいのだ。そして何度も攻めればいい。つまり日本の領土領海内が何度も戦場になる危険性があるということだ。

 

アメリカさんに守ってもらおう

 

「いやいやそのための日米安保じゃないか。アメリカさんに守ってもらおう」と主張する人がいる。

でもこれについては、今回のアメリカ大統領選でさすがに気がついただろう。確かにアメリカは力がある。頼りになる。でも当然気が変わることもあるということだ。

トランプが今後どのような政策をとるかは分からない。しかしそれとは関係なく、アメリカの気が変わる可能性はずっと残る。そしてそれは、日本の力ではどうしようもできないことなのだ。

 

最後に

 

ということで、日本は軍隊を持った方が良いのではないかと私は思っている。ただ軍をもつことが戦争につながると考える人たちの意見をもう少しちゃんと見てみて、また改めて考えを書きたいと感じています。

 

 

  • この記事を書いた人

ヨコアミジロー

東京大学卒。 貧乏ゆすりの研究者。

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